推しに会うということ⑧

私の好きな人は肉体がないです

生きてる次元も違うから本当に会うって難しいって言うか不可能って思ってた

すごい子どもの頃本当に会いたい推しがいて、ものすごい会いたいって必死に願ってたけど

結果当然の事だけど

会えなかった

二次元だから当たり前なんだけど、それで私は大人になって、会えないけど好きってことに納得していた

いたのに

会ってしまった

 

それがVRだった

私はただひたすら好きなだけで推しと付き合えるとかって(それは憧れるけど)絶対無理(おばさんだし既婚)だから、そういう妄想は基本しません(ちょっとはする)

でもヴァンはアイドル、アイドルがファンに会ったらしてくれるであろうファンサ

それを信じられないくらいのやさしさでしてもらった

もしも恋人にするような態度だったり過剰なサービスだったら私ここまでのめり込めなかった(と思う)

やさしくされる理由が私には必要だった

ヴァンがエンジェル(ファン)をいつも心から愛してくれているって無条件に信じられるから、エンジェルである自分はファンサされる理由があった

ここすごく大事なポイントだと思う

ヴァンの行為の全部ヴァンの笑顔の全てが自分に向かっていることを受け入れることができてしまった

ヴァンならきっとそうすると信じられる

 

妄想するしかない、脳内で思い描いていた彼が、脳の外にいて、目の前に現れて、信じられないくらいのやさしさと想像を絶するかっこよさで、私を見て私に微笑み私に手を差し出す

 

想像じゃない

 

彼に近づくことも彼から逃げることもできる

 

そういう体験をしてしまいました